未来につなげたい、胆振の宝物
北海道いぶり五大遺産
胆振地域には、世界に誇る貴重な地域資源が集結しています。胆振総合振興局では、これらを「いぶり五大遺産」として位置づけ、その魅力と価値を発信しています 。
「いぶり五大遺産」は、変動する大地との共生をテーマとする「洞爺湖有珠山ジオパーク」、独自の文化と歴史を持つ「アイヌ文化」、世界文化遺産に登録された「縄文遺跡群」、日本最大級の恐竜全身骨格化石「むかわ竜」、北海道近代化の礎となった「炭鉄港」で構成されます。
これらの遺産は、縄文時代から続く豊かな歴史、活火山との共存、産業発展の軌跡を現代に伝えています。特にむかわ竜(カムイサウルス・ジャポニクス)は、約7,200万年前の地層から発見された“奇跡のパーフェクト恐竜”として知られ、全長8m、全高3.8mの骨格の約80%が発見された国内最大・最高の全身骨格化石です。
胆振の豊かな自然と歴史が育んだ五大遺産は、訪れる人に感動と学びをもたらし、未来へと語り継がれる宝物です。